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寒い季節にホッとあたたまるココアは、何歳から取り入れて良いものなのか気になりますよね。
砂糖を含まない純ココアは離乳食後期の生後9ヶ月頃から取り入れられますが、砂糖を含む調整ココアはもう少し先になります。
当記事では、ココアが飲める時期・子供に与える際の注意点・おすすめココアパウダーについて解説します。
離乳食の蒸しパンや料理で取り入れたい方も、ぜひご参考ください。
おすすめココアを真っ先に知りたい方は以下のボタンからどうぞ。▼
ココアは何歳から飲める?
ココアパウダーが使える月齢をまとめると以下の通りです。
初期 (5〜6ヶ月) | 与えない | |
中期 (7〜8ヶ月) | 与えない | |
後期 (9〜11ヶ月) | 純ココアをフォローアップミルクに混ぜて与える。1回量は耳かき1杯程度から。ミルクココアは避ける。 | |
完了期 (1歳〜1歳半) | 1歳で離乳が進んでいる場合、少し薄めて与える。 |
月齢の小さい赤ちゃんには与えない
ココアは月齢の小さい赤ちゃんには刺激が強すぎるので与えないようにしましょう。
純ココアは9ヶ月頃から
9ヶ月をすぎて「フォローアップミルク」を飲むようになったら、風味付けに純ココアが使用できます。
フォローアップミルク自体に甘味があるため、砂糖入りのミルクココアは避けましょう。
調整ココアは1歳を過ぎてから
1歳を過ぎて離乳も進んでいる赤ちゃんは、飲み物としてのココアが楽しめます。
食事に影響のない時間帯に、最初は少し薄めて与えましょう。
純ココアと調整ココアの違いは?
市販のココアパウダーには、純ココアと調整ココアの2種類があります。
- 純ココア…カカオ豆のみを原材料として使用し、余計な成分が加えられていないココアパウダーのこと。
- 調整ココア…砂糖や乳成分などが加えられており、そのまま飲むと甘みやまろやかさが感じられる。
純ココアは苦味があり、砂糖を加えて飲みやすくする必要があります。
調整ココアは甘味があり、牛乳に溶かすだけで、飲みやすいです。
原材料や成分の違いを比べると以下のようになります。(森永製菓の代表的な商品で比較しました。)
純ココア(ココアパウダー) | 調整ココア(ミルクココア) | |
---|---|---|
原材料 | ココアパウダー | 砂糖(外国製造)、ココアパウダー(ココアバター22〜24%)、ぶどう糖、脱脂粉乳、乳糖、クリーミングパウダー、麦芽糖、全粉乳、カカオマス、食塩/香料、pH調整剤、乳化剤 |
栄養成分 | [1杯(5g)当たり] エネルギー:18kcal たんぱく質:1.1g 脂質:1.2g 炭水化物:2.1g −糖質:0.7g −食物繊維:1.4g 食塩相当量:0.001〜0.007g | [1杯分(20g)当たり] エネルギー:77kcal たんぱく質:1.9g 脂質:1.6g 炭水化物:15.1g −糖質:13.8g −食物繊維:1.3g 食塩相当量:0.09g |
アレルギー情報 | – | 乳 |
原材料・エネルギー(カロリー)の点で大きな違いがあることがわかります。
健康面でのメリットを考えるなら純ココア、美味しさを楽しむならミルクココアを選ぶとよいでしょう。
純ココアは蒸しパンやクッキーなどお菓子作りにも使えるよ!
子供がココアを飲む時の注意点5つ
子供がココアを飲む際に注意したいポイントをまとめました。
微量のカフェインが含まれている
ココアには微量のカフェインが含まれています。
「日本食品標準2015年版(七訂)」を参考にすると、純ココアとミルクココアの100gあたりのカフェイン有量は
純ココア…200mg
ミルクココア…数値として表せないほど少量
とされています。
カナダ保健省では4歳~6歳の子供はカフェイン摂取量を1日に最大45mgまでにすることが推奨されています。
子供はカフェインに対する感受性が高いため、4歳~6歳の子供は最大45mg/日、7歳~9歳の子供は最大62.5mg/日、10歳~12歳の子供は最大85mg/日(355ml入り缶コーラ1~2本に相当)までとする。
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A 厚生労働省
市販の純ココアと調整ココアに含まれるカフェイン量は、お茶やコーヒーに含まれる量よりはるかに少ないです。
子供に与える際もカフェインを気にする必要はなさそうですが、ゼロではないため、とりすぎには注意しましょう。
砂糖のとりすぎに注意する
市販の調整ココア製品の多くに砂糖が含まれています。
できる限り砂糖控えめ(不使用)の商品を選ぶと良いでしょう。
1日1〜2杯程度を心掛け、飲み過ぎないようにすることも大切です。
添加物の有無を確認する
市販のココア製品には、風味を向上させたり保存性を高めるために、香料や保存料などの添加物が含まれることがあります。
ただちに影響のあるものではないですが、無添加の商品を取り入れると安心です。
アレルゲン情報を確認する
市販の調整ココア製品には「乳」などのアレルゲンを含むものがあります。
パッケージに記載された原材料情報をしっかりと確認し、初めての場合は少量から取り入れましょう。
開封後は適切に保存する
開封後のココアは湿気や外部の菌、虫に影響されやすくなります。
- しっかりと密封する
- 冷蔵庫内で保管する
- 湿気のない冷暗所で保管する
これらの工夫で新鮮な状態を保つことができます。
1歳の子供におすすめ市販のココアパウダー3選
1歳から飲める子供におすすめのココアを3つ厳選して紹介します。飲み比べた味の感想もあわせてご覧ください。
蒸しパンや料理で活躍「森永製菓 純ココア」
ココアパウダー(オランダ)
「森永製菓 純ココア」は、オランダ産の厳選カカオ豆を使用した100%ピュアココアです。
カカオ本来の豊かな香りとコク、苦みのある味わいが特徴です。
粒子が細かく、離乳食の蒸しパン作りや料理で活躍してくれます。
飲み物として使用する際は、砂糖を加えると飲みやすくなりますよ。
ココアらしい苦味があるので、どちらかというと料理向き。
有機カカオ豆使用「創健社 ミルクココア」
砂糖:国内製造(さとうきび(オーストラリア、タイ))、有機ココアパウダー:ココアバター20〜22%(産地:ペルー、ドミニカ等、加工地:オランダ)、脱脂粉乳(北海道)、食塩(メキシコ)/貝カルシウム(ホタテ貝殻(国産))
「創健社 ミルクココア」は、有機栽培されたカカオ豆100%のココアパウダーに砂糖と天日塩が加えられた調整ココアです。
香料・保存料不使用で、カカオの深い香りが感じられます。
やさしい甘みと少しの塩気が絶妙なバランスで喫茶店のココアのよう…
ホット・アイスどちらでも美味しいので初めて飲んだ時は感動してしまいました。
スティックタイプで新鮮に保存できるのも嬉しいです。
1歳からのココア風味ドリンク「カインデスト まんてんバランス」
大豆たんぱく(国内製造)、難消化性デキストリン、きび砂糖、ココアパウダー、マルトデキストリン、DHAオイル、ビフィズス菌粉末(殺菌)、乳酸菌粉末(殺菌)/貝カルシウム、ビタミンC、ピロリン酸鉄、甘味料(ステビア)、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、(一部に乳成分・大豆を含む)
忙しい朝、子供の送り迎えが迫っている中、栄養たっぷりの朝食を準備するのはなかなか大変ですよね。
簡単なトーストばかりが続いていて、これでは子供の栄養が偏ってしまうな…と感じていた時、取り入れたのがカインデストのまんてんバランスです。
「まんてんバランス」は、ココア風味の栄養補助ドリンクです。対象年齢は1歳から。
1日1杯飲むことで、幼児期の子供に不足しがちな栄養をサポートしてくれます。
忙しい時間帯でも、手軽に栄養補給できるので重宝しました。
ココア味で飲みやすいのに、市販のココアパウダーより砂糖が控えめ。
牛乳が苦手だった息子は、まんてんバランスを牛乳に溶かすことで飲めるようになりました!
砂糖たっぷりのココアはあげたくないなと考えるママパパにもおすすめです。
味や使った感想については「まんてんバランスの口コミ」の記事を読んでみてください。▼
カインデストまんてんバランスの口コミ!親子で1ヶ月飲み続けた感想子供がココアを飲むメリット
美味しいだけではない、ココアを飲むメリットを紹介します。
栄養素が豊富
ココアには、たんぱく質、脂質、糖質、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンB2、B6、B12、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
カルシウムや鉄には子供の体を健康に保つ役割があり、ビタミンは身体や脳の活動をサポートしてくれます。
嗜好飲料の中でも飛び抜け高い栄養素を含むココア、あなどれない!
心も身体もほっとする
ココアには気分を良くする成分が含まれています。
セロトニンという物質は「気分を良くするホルモン」として知られていて、ココアを摂取することでその生成をサポートします。
これにより心が安定しやすくなると言われています。
参考チョコレート・ココアに「抗ストレス効果」はありますか?日本チョコレート・ココア協会
ココアを飲んだらほっとするのはそういうことだったのね…
新しい風味で好き嫌いを克服
ココアには独特の風味とほろ苦さがあり、新しい味の発見があります。
ココア味に興味を持つことで、他の食材にチャレンジする気持ちが生まれ、好き嫌いを克服するきっかけになるかもしれません。
ココアを自分で作ることで、食事への興味も沸きそうですね。
寒い日は親子でココアを楽しもう
ココアが飲める年齢・離乳食の赤ちゃんや子供に与える際の注意点・おすすめ商品について解説しました。
ココアを飲むのに適した時期をまとめると以下のようになります。
純ココア→生後9ヶ月頃から与えてよい
調整ココア→1歳をすぎてから少量を与える
適量を心がけながら親子でココアを楽しんでみてくださいね。